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6月号「備えの大切さ」

2020.06.01 ニュース

新型コロナウイルスが世界的に蔓延し、これまで通りの生活が送れない状況が続いています。新型コロナウイルスによりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。罹患された方とそのご家族の皆さまには心からお見舞い申し上げるとともに、1日も早いご回復をお祈り申し上げます。また、この過酷な状況の下、最前線で活動されている医療従事者の皆さま方に対し感謝の意を表します。

私たちが新型コロナウイルスから身を守る備えとしては、「三蜜(密閉・密集・密接)を避ける」、「マスクや手洗いを徹底する」、免疫力を上げるために「日頃から規則正しい生活を送る」などが挙げられます。一人ひとりの心掛けが、自分自身ひいては大切な家族や周りの人への配慮に繋がります。この難局を一緒に乗り越えましょう。

備えの大切さは、相続の場面でも特に実感させられます。大切な家族がなくなったとき、慌ただしくお通夜、お葬式が終わり、ゆっくりと故人のことを想いたいのにその時間もあまりなく、他方で日常生活を送らなければならない。慌ただしさのなか、悲しみや喪失感などの気持ちの整理がつかないまま、心身も疲弊し、故人のお見送りはこれでよかったのだろうかと、自責の念に駆られることもあります。

そのような状態のなか、残された家族は、故人の相続についての問題を検討しなければならないのです。でも、実際には心身に負担がかかり、故人を偲んでいる暇がないのが現実ではないでしょうか。

しかし、故人が生前に予め備えをしていた場合はどうでしょうか。例えば、自分の最期(どこで最期を迎えたいか、誰に伝えたいかなど)について予め備えておくことで、家族や医療関係者などの周りの人ができる限り希望を叶えてくれる可能性が高まります。家族がこれでよかったのだろうかと思い悩むことも軽減されると思います。残された家族は、故人と心のなかで対話もできるなど、心を落ち着かせる時間が持てるのではないでしょうか。少しでも心の余裕が生まれます。

出来ることから少しずつでいいのです。ご自身の財産管理、自分が亡き後の家族の生活を相続してみる、自分はどのような終末を迎えたいのかなど考えてみてはいかがでしょうか。

ご自分やご自分の大切なご家族のためにも、新型コロナウイルスの備えと同様に、ご自分が今できることから取り組み、少しでも心の余裕や安心が持てるように過ごしたいものです。

何をどのようにすれば良いのか分からないという方は、当センターまでお気軽にご相談ください。相談は無料で行っております。

                                     ワンストップ相続のルーツ 

                                     代表 伊積 研二

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